当サイトでは9日、“三浦春馬『天外者』特別上映を日刊スポーツが「掲載」へ…映画賞『tourist』と異色明らか”の記事にて、他の大手メディアが敬遠する中、「日刊スポーツ」が三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』の1周年特別上映について事前告知的な記事を出すのではないかとの見解を語らせてもらった。
三浦さんが全編を通じて出演するオムニバスドラマ『tourist』のブルーレイ&DVDが3日に発売され、オリコン週間ランキングで1位に輝いたということを、他の大手メディアとは違って日刊スポーツはしっかり報じたことを根拠にお伝えしたものだ。
残念ながら、11日に行われた『天外者』の1周年特別上映よりも以前に、日刊スポーツが特別上映について記事を出すことはなかったものの、13日に“三浦春馬さん「天外者」1周年特別上映1万7623人動員、累計興収9億円”と特別上映の盛況ぶりを伝える記事は出した。
あいも変わらず、他の大手メディアは『天外者』1周年特別上映など存在しなかったかのごとくしれっとし続けている中、日刊スポーツだけは『天外者』に少し寄り添う姿勢を見せたと言えるだろう。
「できれば、特別上映の実施前に日刊スポーツさんに報じてほしかった」という嘆き節も聞こえてきてはいるが、これにより、三浦さん『天外者』の存在抹消の働きかけに待ったがかかることに期待したい。
今回の記事で日刊スポーツは、『天外者』が27日に日刊スポーツ朝刊紙面で発表される第34回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の「ファンが選ぶ最高作品賞」、三浦さんが「ファンが選ぶ最高演技賞」にそれぞれ最終中間発表時点で1位となっていたことも綴っている。
1周年特別上映の大成功の勢いそのままに、両賞で『天外者』と三浦さんが栄誉を獲得することになるのか、こちらも注目したい。
(文/窪田翔吾)