「日刊スポーツ」が“三浦春馬さんドラマ「tourist」BD&DVDが週間ランク初登場1位”のタイトル記事を9日掲載した。
3日に発売となった三浦春馬さんが主演する『tourist』(Paraviオリジナル)のブルーレイ&DVDが、オリコン週間ランキングで1位に輝いたことを報じる内容の記事なのだが、新聞、テレビ、ラジオ、スポーツ紙に週刊誌といった大手メディアはこのニュースを報じていない。
と言うよりも、先月13日にスポーツ報知が“報知映画賞ノミネート決定!「茜色に焼かれる」最多6部門7ノミネート 「燃えよ剣」5部門7ノミネート”のタイトル記事の中で、三浦さんの『天外者』が読者投票1位で主演男優賞と作品賞にノミネートされたことに触れたのが、日刊スポーツ以外の大手メディアが三浦さん関連の話題に触れた最後の機会となっている。
「11月の初頭には、三浦春馬さんがこれまで初演・再演と務めてきたローラ役を城田優さんが引き継ぐ形での『キンキーブーツ』再再演が来秋上演されるとのニュースがいくつものメディアで報じられました。
日本テレビ系のウェブ媒体である“日テレNEWS24”、それから“オリコン”、そして“デイリースポーツ”と大手の中でも3つもこのニュースを報じるメディアがありました。
方や、その翌週の『天外者』1周年特別上映決定のニュースは、大手どころか中小メディアでさえも報じたところはほぼ皆無です。
ただ、日刊スポーツの場合は、自社が運営する“日刊スポーツ映画大賞”のファンが選ぶ部門において三浦春馬さんと『天外者』が躍進していることを11月26日、さらには12月2日と繰り返し報じていました。
そして、今回の『tourist』ブルーレイ&DVDの1位を、大手メディアで唯一報じたところを見る限り、明らかに他の大手メディアと日刊スポーツとでは三浦さんに対する距離感が違うのではないかと思いますよ」(メディア記者)
すでに2日後と目前に迫ってはいるが、当日を迎える前に日刊スポーツが『天外者』1周年特別上映に関して報じる可能性にわずかながら期待してもいいのかもしれない。
(文/窪田翔吾)