10日に当サイト“櫻井翔アフラックCM「打ち切り」へ『news zero』で歴史の被害者を「殺人犯」扱い糾弾”の記事でもお伝えしたが。
6日放送『news zero』(日本テレビ系)の「真珠湾攻撃」を特集するVTRの中で、戦争に参加し魚雷の投下に携わった男性に対しインタビュアーを務めた櫻井さんが「アメリカ兵を殺してしまったという感覚は?」と質問し、多くの批判の声を集めている件。
これに関し10日、「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が《櫻井翔、元日本兵に「殺してしまったという感覚は?」で大炎上するも貫きとおす“使命感”》のタイトルで記事を掲載した。
「週刊女性の記事で主張されている内容は、要約すると『“殺す”という表現を用いたのは問題だっただろうが、櫻井翔さんは26歳の若さで戦死した大伯父が親族にいたり、これまでにも戦争をテーマにした取材をいくつもしていたり、戦争に対してしっかり勉強しているんだから、あまり責めないであげて』ということです。
ただ、今回の櫻井さんの発言は、そうしたこれまでの積み重ねをすべて吹き飛ばすほどに、失礼かつ無配慮だと思われているから炎上しているワケですし、しっかり勉強している人ならばますます『アメリカ兵を殺してしまったという感覚は?』なんて質問をしてはいけないと指摘されてもいます。
週刊女性としては、どうにか櫻井さんを擁護しようと記事を執筆したんでしょうけど、むしろ逆効果な気がしますね。
週刊女性と言えば、昨年末から今年の年始にかけては、Snow Manの宮舘涼太さんの新型コロナウイルス感染経路に関し、事実と異なる内容を掲載してお詫びする事態に。
2月に掲載した“TOKIOの長瀬智也さんがドラマ『俺の家の話』(TBS系)撮影のリハーサル中に、番組のアシスタントディレクターにプロレス技をかけ病院送りになるほどの怪我を負わせた”という記事について、事実と異なる内容だったとお詫びと訂正を出しました。
7月には、一周忌を迎えた直後の三浦春馬さんについて、映画『進撃の巨人』がガッカリ実写化作品の象徴であるかのような記事を出して、ファンから大顰蹙を買っていたのも記憶に新しいところです」(メディア記者)
週刊女性の「積み重ね」が、櫻井翔さんへの風当たりをますます悪くする要因となる可能性すらありそうだ。
炎上がこのまま止まらず、櫻井さんが『news zero』卒業なんて事態に発展しなければいいのだが……。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中