当サイトでは、19日に“三浦春馬さん多部未華子と共演『僕のいた時間』で「脇役の1人」扱い…戦慄のキャスト一覧”のタイトルで記事を配信した。
21日には“『アイネクライネナハトムジーク』の主演は三浦春馬さんでも多部未華子でもない!?深淵な闇が…”という記事も配信した。
いずれも、作品のキャスト一覧をGoogle検索（『作品名 キャスト』でワード検索）したもので、『僕のいた時間』のキャスト一覧では三浦さんの顔写真が先頭や2～3番目にないどころか14番目に配置されていた。
『アイネクライネナハトムジーク』のキャスト一覧の場合は、三浦さんは3番目に配置されているものの、先頭は同映画では決して主要キャストとは言えない澁谷果歩さんという俳優が配置されていたのだ。
他の俳優でも同じような、主演作品におけるキャスト一覧の異常が発生している可能性も考えた。
そこで、三浦さんと同じ事務所のアミューズに所属し、今非常に勢いのある賀来賢人さんの検証を行い、その結果は20日に“賀来賢人「主演ドラマ」キャスト一覧から見えてくる…三浦春馬さん『僕のいた時間』の異常”という記事にて紹介させてもらった。
三浦さんと同等に主演作品の多い小栗旬さんについて
そして、今度は「検証サンプルが多くなれば、キャスト一覧の異常に遭遇する確率が高くなるのではないか」との考えのもと、三浦さんと同等に主演作品の多い小栗旬さんについて、作品のキャスト一覧をGoogle検索してみたので、その結果を案内する。
『貧乏男子 ボンビーメン』（日本テレビ系）、『獣医ドリトル』（TBS系）、『リッチマン、プアウーマン』（フジテレビ系）、『信長協奏曲』（フジテレビ系）、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』（フジテレビ系）など、小栗さんには多くの主演ドラマがあるが、いずれも先頭あるいは2番目に顔写真が配置されていた。
『ウロボロス～この愛こそ、正義。』（TBS系）だけは3番目に小栗さんが配置されていたものの、先頭は主要キャストの清野菜名さん、2番目は小栗さんとW主演した生田斗真さんだった。
「やはり、主演俳優が14番目に配置されていたり、先頭に主要キャストからも程遠い俳優が配置されていたり、なんて状況は三浦さんの場合だけではないかと思われますね。
作品の公式サイトではなく、あくまでもGoogleのアルゴリズム（独自のルール）によって、出演者たちが自動で並べられるキャスト一覧ですから、主演俳優が先頭ではないケースはしばしばあります。
それでも、ほとんどの作品の検索結果で主演俳優は3番目までに出てきます。
作品の知名度が低い場合などに、そもそもキャスト一覧が出てこない。あるいは、出演者のごく一部しか出てこない、なんてケースはありますよ。
ですが、かなりの数の作品について試してみても、総勢で20人以上もの出演者がしっかりと検索結果として並んでいながら、主演俳優が14番目に配置されている『僕のいた時間』のようなケースは、他の作品では見つけられませんでした」（メディア記者）
なぜ、こうも三浦さんの回りでばかり、おかしな現象が起こるのだろうか……。
（文／窪田翔吾）