移籍騒動の渦中にある女優の森七菜さんについて、21日の「週刊文春」（文藝春秋）が「森七菜電撃退社のウラにボイコット計画」とのタイトルで記事を掲載した。
NHKの朝ドラ『エール』では二階堂ふみさん演じるヒロインの妹役を演じ、ドラマ『この恋あたためますか』（TBS系）では初の主演を務めるなど飛ぶ鳥を落とす勢いだった森さんが、先日から報じられている移籍騒動が巻き起こる裏で、これまで所属していたアーブルに対し「契約解除を合意してくれないのなら、すでに決まっている仕事をボイコットする」とほのめかしたことが綴られている。
イメージは完全に崩壊
「森さんはボイコットによる騒動は事務所側の配慮により免れましたが、突然のインスタグラムアカウント削除、事務所ホームページからのデータ削除により、結局は大きな痛手を負ったと思いますよ。
もともと『ゴリ押し』だの『可愛くない』『ブスなのに』だのといったアンチコメントも多い女優さんでしたが、今回の騒動で応援してくれていたファンの多くからも失望の声が聞こえてきていますね。
文春さんの記事に書かれていることが本当であれば、相当な不義理であり、ピュアで素朴なイメージは完全に崩壊してしまいそうです。
2月に公開予定の映画『ライアー×ライアー』は、地味な女の子がギャルなJK姿に変装したことで義理の弟との不思議な三角関係になっていくというストーリーなんですが、森さんはこの地味な女の子を演じています。
一方で、目的のためには手段を選ばない、地味な感じとはまるで違うキャラクターのイメージが浸透してしまうと、そもそも映画を見てくれるお客さんが減ってしまいかねませんからね」（メディア記者）
インスタグラムや前所属事務所公式サイトのデータが削除されてから、早いもので1週間。
だが、いまだに新たな事務所への移籍話がまとまりそうという話は聞こえてこない。
現時点では、完全に手順を間違えたように見えるが果たして……。
（文／等々力おさむ）