オリコンが5日「ドラマ満足度ランキング(4月18日~4月24日の放送回が対象、100Pt満点)」を発表。
これまで、低レベルな争いの中、2週連続でトップを獲得していた木村拓哉さん主演『風間公親 -教場0-』(フジテレビ系、月曜21時~)は79Ptの2位に順位を下げた。
代わって1位に立ったのは、今回の対象期間に第1話放送を迎えた福山雅治さん主演、大泉洋さんがバディ役を務める『ラストマン -全盲の捜査官-』(TBS系、日曜21時~)。93Ptと非常に高いスコアをマークしてのものだった。
『風間公親 -教場0-』は、2話ごとに主役級の若手俳優を、木村さん演じる風間教官の指導を受ける若手刑事として出演させるという、裏技じみた戦略でなりふり構わず視聴率や満足度を高めようとしている。
対象期間に放送された第3話では、赤楚衛二さんに代わって新垣結衣さんが初登場したことで、満足度は75から79へ4Ptアップしたものの、『ラストマン』には遠く及ばず。
視聴率での争いでも、『ラストマン』第1話が世帯14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人8.8%だったのに対し、『教場0』第3話は世帯9.8%、個人5.7%と大きな差がついている。
木村拓哉さんVS福山雅治さんという構図で注目された今クールドラマだが、この対決は現時点で福山さんが圧勝。
木村さんがここから逆転することはかなり絶望的と言えるだろう。
(文/福田優太郎)