お笑いコンビ「相席スタート」の山添寛さんが2日、朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)で、不適切かつ不衛生な行為に及んだ問題。
自身が唐揚げを食べるときに使ったつまようじで、店頭に並んでいる別の唐揚げを直接突き刺したというもの。
この問題に関し、『ラヴィット!』は5日放送の最後に謝罪した。
お笑いコンビ「麒麟」の川島明さんとともにMCを務める立場でもある、同局の田村真子アナウンサーが「番組として不適切であったと深く反省し、お店に直接謝罪させていただきました。関係者の方々にご迷惑をおかけしたこと、ならびに視聴者のみなさまに不快な思いをさせてしまったことをお詫びします」と神妙な面持ちで謝罪した。
しかし、TBSは1日に「週刊現代」(講談社)が報じた、『news23』が配慮と確認を著しく怠り、勇気ある告発に協力したJAの職員が退職に追い込まれていたという報道事故や、2020年に放送した三浦春馬さんの遺作ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』における、三浦さんを冒涜するような不可解な演出など、ダンマリを続けている問題がいくつも残っている。
「本当に悪い」「これはまずい」と感じた際にはきちんと謝罪をするようだから、ダンマリを続けている問題については「悪いと思ってない」ということなのだろう。
(文/木暮雅人)