嵐の松本潤さんが主演するNHK大河ドラマ『どうする家康』第16話が30日放送された。
同話の視聴率は世帯平均で10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で6.5%だったことが1日分かった。
世帯平均は番組ワースト2位、個人平均もワースト4位だった。
『どうする家康』が世帯個人ともにワーストを記録したのは3月12日放送(世帯平均7.2%、個人平均4.1%)で、このときは大谷翔平選手やヌートバー選手らの活躍で沸きに沸いたWBC日本代表のオーストラリア戦生中継(テレビ朝日系)が裏被りしていた。
つまり、30日の第16話は『どうする家康』が世帯平均で“隠れ”最低視聴率を記録したとも言えるのだ。
個人平均でも、実質ワースト1位の6.4%とわずか0.1ポイント差と、目も当てられない状況だ。
また、30日には、松本潤さんにとってかつては事務所の先輩だった中居正広さんと香取慎吾さんが出演したトークバラエティ『まつもtoなかい』(フジテレビ系、日曜21時~)が初回放送された。
こちらは世帯平均で10.5%、個人平均で7.0%をマーク。
昨今は世帯よりも個人の視聴率が重視されており、『どうする家康』は『まつもtoなかい』に完敗したと言えるだろう。
また、『まつもtoなかい』にはダウンタウンの松本人志さんもMCとして出演しており、松本潤さんは「日曜日の天下分け目の松本決戦」にも敗れ去ったということになる。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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