オリコンが28日「ドラマ満足度ランキング（4月11日～4月17日の放送回が対象、100Pt満点）」を発表。
木村拓哉さん主演『風間公親 -教場0-』（フジテレビ系、月曜21時～）が1位、人気ジャニーズアイドルグループ「キンプリ」こと「King＆Prince」の高橋海人さんと「SixTONES」の森本慎太郎さんがダブル主演する『だが、情熱はある』（日本テレビ系、日曜22時30分～）が2位。
前週に続いてジャニーズ勢によるワンツー達成となったのだが……。
「4月17日までには、放送がスタートしていなかった今クールドラマが結構ありますからね。
高畑充希さんと田中圭さんのダブル主演『unknown』（テレビ朝日系、火曜21時～）は18日、山田裕貴さん主演『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』（TBS系、金曜22時～）は21日、福山雅治さん主演『ラストマン -全盲の捜査官-』（TBS系、日曜21時～）は23日が、それぞれ第1話の放送日でした。
中でも、『ラストマン』は世帯平均で14.7％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）、個人平均で8.8％と抜群の視聴率を記録していますから、次週の満足度ランキングで高ポイントを獲得しての1位に躍り出る可能性が十分ありえそうです。
また、前クールの満足度ランキングでは、安藤サクラさん主演『ブラッシュアップライフ』（日本テレビ系、日曜22時30分～）と草彅剛さん主演『罠の戦争』（カンテレ・フジテレビ系、月曜22時～）が超ハイレベルなデッドヒートを繰り広げました。
両ドラマともに最終話では100Pt満点を獲得（『ブラッシュアップライフ』は最終話直前の第9話でも100Pt）しましたし、全話を通じて90Ptどころか95Ptを下回ったのさえほぼありませんでしたからね。
それと比べると、2週連続の1位となった『風間公親 -教場0-』でさえ、第1話で85Pt、第2話で75Pt止まりですから、今クールはここまでのところかなり低レベルな争いとなっていると言えますよ」（ドラマ評論家）
ジャニーズ勢による上位独占は、真の主役が不在ゆえに起こったことか。あるいは、今クールのドラマは全体的に低満足度の作品ばかりに終わってしまうのか。
次週の満足度ランキングは要チェックだ。
（文／高柳拓郎）