選手としては2000年のシドニー五輪で、強烈な得意技“内股”を武器にオール一本で金メダルを獲得。指導者としては2021年の東京五輪で、史上最多となる5個の金メダル獲得へと導いた、元全日本柔道男子代表監督の井上康生さん。
さらに、プライベートでは2016年に「イクメンオブザイヤー」に選ばれるなど、妻でタレントの東原亜希さんとともに一男三女の子ども達を育てる父親としての顔を持つ井上さん。
2021年には「ペアレンティングアワード」の夫婦部門に東原さんとともに輝いていた。
そんな井上さんが、2017年に知り合ったフィットネストレーナーの30代既婚女性と、ダブル不倫密会をする様子を27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が写真付きで報じた。
井上さんと不倫相手の女性は、同じホテルの別々の部屋を取り、井上さんが白のバスローブに黒帯という「柔道着コスプレ」さながらの恰好で自身の部屋をあとにし、女性の部屋へと吸い込まれていく様子の写真まであった。
確たる証拠が出てきたのは今回が初めてだが、井上さんがこの女性とこれまでにも深い関係にあったことを匂わせるエピソードが文春には綴られている。
東原さんは東京五輪が終わった直後に、自身のインスタグラムのストーリーズに「子供達寝かせてホッとしたらあれあれ途端に涙が止まらない。悔しさではなくパパがアテネで負けてしまったあの日から、北京、ロンドン、リオそして東京。17年。今日でやっと一区切りできた気がする。この感情はなんだろう。ただの柔道ファンとして、選手の皆さん毎日感動をありがとうございました」と、長年、井上さんを公私にわたって支えてきた苦労を思わせる投稿をしていた。
そんな苦労のウラで、井上さんがゲスな裏切り行為をしていたとは……。東原さんや子ども達が可哀想でならない。
(文/中牟田晃)