一つ一つでは小さかった声も、たくさん集まっていく中でどんどん大きな声に変わっていく。
昨年7月に急逝した三浦春馬さんのラスト主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)には、三浦さんが演じる五代友厚が演説するシーンがある。
そこで彼は言い放つ。「俺に、付いて来い!」と。
大規模スクリーンへ変更のパターンも
ものすごい熱を帯びた三浦さんの魂の叫びに呼応するように、次から次へと『天外者』を後押しする声が集まり、ますます『天外者』が日本中、津々浦々まで広がって行っているように感じる。
「前日の19日に『1/29(金)~ こうのすシネマ(埼玉)』、『3/12(金)~ シネ・ピピア(兵庫)』と2劇場での追加上映が、『天外者』公式ツイッターにて発表されたばかりですが……。
20日にも『2/5(金)~ フォーラム仙台(宮城)』、『2/12(金)~ 静岡東宝会館(静岡)』とさらに2劇場での追加上映が決定したことを、『天外者』公式ツイッターが報告しています。
また、『TOHOシネマズ日比谷』のように、これまで約100人規模のスクリーンで上映していたところを約260人規模のスクリーンに22日から変更して上映するというパターンも出てきていますよ。(1日4回の上映のうち1回は引き続き約100人規模です。詳細については劇場公式サイトなどでご確認ください。)」(メディア記者)
コロナ禍に日本中、いや世界中が喘ぐ中、夢と希望に溢れた『天外者』の動向は日々多くの方の心を癒し続けているのではないだろうか。
これからも『天外者』がさらに多くの方を救っていく様子を、きっと天国の三浦さんも見守ってくれていることだろう。
(文/窪田翔吾)