15日、エスコンフィールドHOKKAIDO(北広島)で行われた日本ハム-西武の試合は、西武が10-0と圧勝。
西武の先発・高橋光成投手が、初回に一死一三塁のピンチを三振と内野ゴロで切り抜けると、以降はピンチらしいピンチを作ることなく7回101球、被安打1無失点の好投。
打線も10安打10打点と効率の良い攻撃を見せ、日本ハムを寄せ付けなかった。
西武は、6回裏の守備から途中出場した高卒プロ2年目の滝澤夏央選手が、9回表の今シーズン初打席で玉井大翔投手のストレートを右翼スタンドへ打ち返し、うれしいプロ初ホームランを記録した。
西武は、WBCで右手小指を骨折したキャプテン・源田壮亮選手を欠く中、ここまでは主に社会人からドラフト6位で入団したルーキー・児玉亮涼選手がショートのポジションでスタメン出場。
確かな守備だけでなく打撃でも高い能力を示し、児玉選手のスタメンは盤石かとみられていたが、滝澤選手が児玉選手がまだ打っていないプロ初ホームランを先に記録。
西武のスタメンショートの座をかけた争いは今後、非常に熾烈なものとなっていきそうだ。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している