NHKが13日16時からの『ニュース・気象情報』の中で、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが12日午前、ジャニーズ事務所前社長である故・ジャニー喜多川さんからの「性被害」について、会見を開き告発したことを報じた。
当然、その後の同局による報道番組『NHKニュース7』『ニュースウオッチ9』でも、この話題に触れるものとみられていたが、一切触れることはなかった。
また、民放各局は1社たりとも、1秒たりとも岡本さんの告発について報じていない。
NHKの「一応報道しましたぜ」という姿勢からも、頑なに報じようとしない民放各社の姿勢からも、日本の主要メディアが機能不全に陥っていることは明らかだ。
テレビ局各社は、性加害に多分に加担しているという現状を恥ずかしく思わないのだろうか。
(文/窪田翔吾)