テレビは「性加害者の味方」BPO案件レベルで「都合の悪いことは露骨に隠す」岡本カウアン「覚悟の告発」を取り扱わず | The Audience
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テレビは「性加害者の味方」BPO案件レベルで「都合の悪いことは露骨に隠す」岡本カウアン「覚悟の告発」を取り扱わず

テレビは「性加害者の味方」BPO案件レベルで「都合の悪いことは露骨に隠す」岡本カウアン「覚悟の告発」を取り扱わず
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 テレビはNHKも民放各局もすべて、性加害者の味方のようだ。

 元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが12日午前、ジャニーズ事務所前社長である故・ジャニー喜多川さんからの「性被害」について、会見を開き告発した。
 
 日本外国特派員協会が主催する記者会見でのことだった。
 
 このセンセーショナルなスキャンダルを、会見直後から新聞各社が続々報道。当然、テレビも報道番組や情報番組でこぞって報じるものと思われた。
 
 だが、会見からまる1日以上が経過しても、報じているテレビ番組は1つもない。
 
 明らかに、ジャニーズ事務所との今後の関係を考えて、圧力に屈した、もしくは勝手に忖度したのであろうことは想像に難くない。「都合の悪いことは露骨に隠す」というスタンスを平然ととったのである。
 
 放送を第三者機関として監視する立場にあるBPO(放送倫理・番組向上機構)は「放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため」と存在目的・役割を掲げている。
 
 巨大企業からの圧力、あるいは巨大企業の顔色を窺っての忖度によって「言論・表現の自由」を失っているテレビ各局がこれを取り戻すために、適切な措置や対応をとるべきではないだろうか。
 
 また、少年時代に性的虐待を受けたことを、勇気をもって覚悟をもって告発した岡本さんが「今後、自分らしく、人間らしく生きていくための人権擁護」のために、テレビ各局へ放送しないことによる責任を追及すべきではないだろうか。
 
 もしBPOが今回のテレビ各局のスタンスを支持した場合、支持せずとも黙認した場合、日本のテレビは確実に死に絶えるだろう。
 
(文/等々力おさむ)