3月いっぱいで17年の歴史に幕を閉じた、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さんがMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。
最終放送日のわずか1週間前、3月24日に起こった、中継先の那須どうぶつ王国における「ペンギン池落下事件」。
お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰さんが、加藤さんの「絶対に落ちるなよ」という号令とも言うべきフリに応え、3度もペンギンのいる池に落ち、あわやペンギンが潰されるという状況になった事件。
那須どうぶつ王国は放送終了直後に厳重に抗議すると声明を発表。週明けの27日に加藤さんや日本テレビ社長が謝罪する事態となった。
春日さんは先輩芸人である加藤さんや番組の意向に沿って行動したため、責任の程度はそこまで重くないとはいえ、事態後まったく謝罪の意思を表明しなかったことで「春日はいつまでダンマリなんだ」というSNSの声や、そのことに関するメディア報道が続いていた。
しかし、5日の「NEWSポストセブン」(小学館)が、加藤さんや日本テレビ社長が謝罪をするよりも前の26日に、春日さんが自らの非常識な行為に対する反省の弁や、関係者やペンギンへのお詫びの言葉が長文で綴られた直筆の手紙を持参のうえ那須どうぶつ王国を訪れていたこと、園側も春日さんの謝罪を受け入れたことを報じた。
これを受け、ネット上には「一番謝るべき相手に、いち早く謝ったオードリー春日の対応には誠意がある」「春日さんは加藤浩次さんよりはるかに人間ができてますね」といった声が上がっている。
(文/木村未来)