「週刊文春 電子版」(文藝春秋・有料)が29日、“〈お尻から出血〉ジャニー喜多川「少年性虐待」6人の報告書”というセンセーショナルなタイトルで記事を掲載。
ジャニーズ事務所の創業者で先代社長であるジャニー喜多川さんによる性加害について、「そいつがシャワーを浴びていると、お尻から血が出ているんです。弱々しく笑いながら、『ケツから血が止まらないよ……』って」と肛門性交の被害者を直に見た当時ジャニーズジュニアだった男性の証言などを交えかなり詳細に綴っている。
そして主要メディアが、21日の滝沢秀明さんによる「株式会社TOBE」、22日の山口達也さんによる「株式会社山口達也」、両会社設立に関してはこぞって報じ、ジャニー喜多川さんの性加害、少年虐待については看過、つまりダンマリを決め込んでいることに疑問を呈している。
2020年7月に急逝した三浦春馬さんに関する、死の真相追及や、三浦さん最後の主演映画『天外者』の偉業なども、同様に主要メディアによる不可解な扱い、不遇を受け続けてきた。
主要メディアは、本来、事実を粛々と伝えるべきではないだろうか。
(文/窪田翔吾)