日本時間21日(現地時間20日)にアメリカはフロリダ州、マイアミの“ローンデポ・パーク”で行われているWBC準決勝の日本-メキシコの1戦。
0-3と3点ビハインドで迎えた7回裏、二死から近藤健介の安打と大谷翔平の四球で一二塁とすると、4番の吉田正尚が追い込まれながらも内角への変化球を右翼ポール際へ起死回生の3点本塁打を放ち、試合は3-3の振り出しに戻った。
吉田はこれで今大会通算13打点となり、1大会での打点における新記録を達成。
これまでは、2017年大会でウラディミール・バレンティン(オランダ)がマークした12打点が最多だった。
吉田はこの日も4打数3安打3打点で通算打率.474、2本塁打、13打点と絶好調。間違いなく最高の4番打者だ。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している