参議院で除名処分を受け、「“不逮捕特権”がある議員」という立場を失ったガーシーさんについて16日、警視庁が「著名人らに対して常習的に脅迫を行った」などとして逮捕状を請求した。
警視庁は、今後、警察庁を通じて外務省にパスポートの返納命令を要請するとともに、国際指名手配する方針。
「もちろん脅迫は許されることではありません。
ですが、ガーシーさんに逮捕状が出ることで、暴露された側の悪事までもが免罪符を得られるというのはおかしな話でしょう。
と言うより、ガーシーさんが逮捕されようがされまいが、『未成年飲酒・淫行』を暴露された綾野剛さんが取り調べを受けたり、逮捕されたりしないのも、『巨額詐欺への加担、脱税、違法賭博、反社交流』など黒い噂だらけの城田優さんが何らの追及も受けていない現状も、どう考えても異常ですよね」（メディアコメンテーター）
ガーシーさんの逮捕云々に関しては、あらゆるメディアがこぞって報じているが、綾野さんや城田さんがガーシーさんに暴露された内容について追及していくことも主要メディアがこぞってすべきことではないだろうか。
（文／窪田翔吾）