草彅剛さん主演、井川遥さん、杉野遥亮さん、小野花梨さん、宮澤エマさん、岸部一徳さん、高橋克典さん、小澤征悦さんらが共演の連続ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)第9話が13日放送された。
同話の世帯平均視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日分かった。
『罠の戦争』の世帯平均視聴率は、第1話から順に9.3%、9.4%、8.3%、8.7%、8.3%、8.2%、8.3%、7.9%と推移してきており、今回は番組最低記録タイの世帯平均視聴率だったことになる。
10日に発表されたオリコンによる最新の「ドラマ満足度ランキング(100Pt満点)」でも、97Ptと超高得点を獲得しながらも、前週に続いて安藤サクラさん主演『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系、日曜22時30分~)の後塵を拝す結果に。
そして、視聴率は今回が数字の上では最低記録タイだが、置かれた環境を考えると実質最低記録を叩いてしまったことになる。
6日の第8話では今回と同じ7.9%を記録しているが、実はこの日、WBC日本代表の壮行試合に投打二刀流の世界的スーパースター・大谷翔平選手が初出場。
2打席連続で3点本塁打を放つ大谷選手の映像が、裏番組の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で繰り返し流され、その影響を『罠の戦争』は大きく受けていたのだ。
一方で、13日はWBC日本代表の試合はなかった。
おそらく残り2話放送が控えているとみられる『罠の戦争』だが、ここに来て正念場を迎えているようだ。
(文/桜田秀道)