安藤サクラさん主演、水川あさみさん、木南晴夏さん、夏帆さん、染谷将太さんらが共演、バカリズムさんが脚本を務める連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』（日本テレビ系、日曜22時30分～）が12日、最終話となる第10話放送を迎えた。
※以下はネタバレを含みますのでご注意ください。
みーぽん（木南さん）となっち（夏帆さん）が、不運な飛行機事故により30代前半にして人生を終えるという運命を変えるためパイロットとなったあーちん（安藤さん）とまりりん（水川さん）。
第9話の終盤に起こった、事故に遭遇する航空機にあーちんがパイロットとして搭乗できない問題。
頑としてシフト交代を受け入れてくれない先輩パイロットで同機の機長・中村（神保悟志さん）に、以前の人生で得た薬学の知識を活用して食中毒のような症状を起こすミッションを決意したあーちんとまりりん。
ミッション当日、関係者用のラウンジで中村を待つあーちんの前に現れたのは…
まさかの、8周目の人生でもひたすらに同じ日々をなぞり続け、毎回、市役所職員を仕事に選んでいた河口（三浦透子さん）だった。
河口は、あーちんがまりりんとともに若手ホープの女性パイロットコンビとして雑誌に載っていたことに刺激を受け、キャビンアテンダントになっていたのだ。
しかも、河口は市役所職員時代に中村からカスハラ的な態度をとられており、その憂さ晴らしのため「中村が愛人との不倫旅行のため同機の機長として搭乗することにこだわっている」という事実を中村の妻に電話してバラしていた。
結果、中村は妻との修羅場を迎えたようで急遽、同機への搭乗をキャンセル。
あーちんとまりりんは「毒を盛る」という悪事に手を染めることなく、機長および副操縦士として同機に搭乗することに成功。
搭乗直前には、意味深だった浅野忠信さん演じる謎の男が「肩透かし」キャラだったという小ボケもあり、最後の最後まで存分に観る人を楽しませてくれる最終話だった。
最終話はTVerで確認可能。また、定額制動画配信サービス「hulu」では、バカリズムさん書き下ろしの『ブラッシュアップライフ』アナザーストーリーも随時更新される予定だ。
（文／恵和恵）