2017年に夏の甲子園を制するなど、高校球界きっての名門・花咲徳栄高校（埼玉）の野球部員が「飲酒・喫煙」する動画が2月23日にSNSにアップされ、同校は対象の部員を処分のうえ高野連にこの件を報告するとしている旨を「文春オンライン」（文藝春秋）が8日報じた。
WBCの開幕を前日に控え、サポートメンバー（元WBC日本代表の里崎智也さんが“未来侍”と命名）としてソフトバンクとの壮行試合2試合に出場した、西武ライオンズの西川愛也（にしかわまなや）選手にとっては“再び”の衝撃的報道となったに違いない。
西川選手は、花咲徳栄高校3年生のときに先述の甲子園制覇の立役者の1人となり、ドラフト2位で西武入り。
昨年、一昨年と多くのチャンスをもらいながらも無安打に終わっており、今年が勝負の年。
そんな西川選手の同級生で、高校3年時は主将を務めていた千丸剛さんは2020年1月に強盗目的で民家に侵入し、住人に頭蓋骨骨折、顔面切創などの大けがを負わせたとして逮捕されている。
WBCの開幕直前、ペナントレースの開幕までも20日あまりとなったタイミングでの思わぬ報道に、西川選手が足を引っ張られなければ良いのだが……。
（文／有村和巳）
～ライター略歴～
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している