馬奈木厳太郎弁護士「女性トラブル常習者」だった…セクハラの悪質さを実践証明したセクハラ講師 | The Audience
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馬奈木厳太郎弁護士「女性トラブル常習者」だった…セクハラの悪質さを実践証明したセクハラ講師

馬奈木厳太郎弁護士「女性トラブル常習者」だった…セクハラの悪質さを実践証明したセクハラ講師
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 舞台俳優の知乃さんが2日、馬奈木厳太郎弁護士を相手取り「性被害を受けた」として1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

 馬奈木さんは2017年に、知乃さんがセクハラ被害で演出家を告発した際に代理人を務め、その後、知乃さんが設立した「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」(なくす会)の顧問にも就任。
 
 2019年9月頃から知乃さんを舞台鑑賞に頻繁に誘うなどプライベートな接触を開始し、次第に同意がないままに体を触る、キスをするなど性的接触をエスカレート。
 
 性行為を求めるメッセージを送り、拒否されると「なくす会も僕は抜けた方がいいって話になるよ」など、自身の立場を悪用した脅迫めいた言葉で知乃さんを追い詰め、昨年1月に知乃さんは不本意ながらも馬奈木さんとの性行為に及んだという。
 
 以降も馬奈木さんは知乃さんが受けた精神的苦痛を察するどころか、知乃さんから依頼を受けた訴訟に支障が出ることをほのめかしつつ、繰り返し性行為を求めるメッセージを送っていたとのこと。
 
 今回の知乃さんの提訴及び提訴会見に先立ち、馬奈木さんは1日「ご報告と謝罪」という長文のコメントを自身のHPに掲載。
 
 「私は、これまで弁護士としてハラスメント講習の講師を務めてきたほか、ハラスメントに関する相談や、関連する取材を受け、とくに演劇界のハラスメントをなくすための取り組みにかかわってきました」との言葉で始まり、知乃さんに対して行った自身の行動を「卑劣な、人として許されない行為」と表現。「ハラスメント講習の講師や、ハラスメント問題に関する取材を受けるといった資格がありませんので、今後はこれらの活動を一切行いません」「過ちを繰り返さぬよう自らを正し、自らを律していきます」と今後のスタンスを表明したうえで「被害者の方に対して、重ねて、深く謝罪いたします」と知乃さんへの謝罪の言葉で結ばれている。
 
 だが、「文春オンライン」(文藝春秋)が5日、「過ちを繰り返さぬよう自らを正し、自らを律していきます」と、馬奈木さんがさも今回初めて女性トラブルを起こしたかのようなニュアンスで書いていることを否定する内容を掲載した。
 
 同記事によると、馬奈木さんの大学院時代の友人が「早稲田大学院時代に複数の女性に加害行為をして問題になり、研究室を破門になっている」「その後に講師として就職した札幌学院大学でも再び女性との間で問題を起こし、半年ほどで自主退職」などの証言をしているという。
 
 20年以上経過しても同じ過ちを繰り返している事実が分かった以上、「過ちを繰り返さぬ」という馬奈木さんの決意表明も、なかなか信用に足るものとは言えないのではないだろうか。
 
(文/二宮誠司)