竜星涼さん主演の連続ドラマ『スタンドUPスタート』（フジテレビ系、水曜22時～）第7話が1日放送され、世帯平均視聴率は2.5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが2日分かった。
『スタンドUPスタート』のこれまでの世帯平均視聴率は、第1話から順に4.1％、3.8％、3.7％、3.2％、3.4％、3.3％で推移していた。
枠自体が数字を持っていないことは確かだが…
「水曜22時のフジテレビ系連続ドラマは、オリコン発表の『ドラマ満足度ランキング』で終始1位を快走し続けた、昨年4月期の間宮祥太朗さん主演『ナンバMG5』でさえも、最高が6.6％、最低では4.8％という世帯平均視聴率でしたから、枠自体が数字を持っていない現状であることは確かです。
とは言え、2.5％という数字が非常にまずいこともまた確かでしょう。
実は前クールの山田涼介さん主演『親愛なる僕へ殺意を込めて』も、1度だけ2.5％（それ以外は3～4％台）を記録していますが、これは裏でW杯の日本-ドイツ戦が放送されていたときのもの。
『スタンドUPスタート』は、特にバケモノ級の裏番組があったわけでも何でもありませんので、そのまずさが際立ちます」（ドラマ批評家）
全話を通しての平均視聴率では、山田涼介さんの『親愛なる僕へ殺意を込めて』、川口春奈さんの『夫のカノジョ』（TBS系、2013年10月期）、AKIRAさん主演の『HEAT』（フジテレビ系、2015年7月期）、以上3作品が3.8％で同率ワースト1位。
だが、『スタンドUPスタート』は現状でこの3.8％を下回っており、残り2～3話で4％台以上を連発できなければ、全話平均での史上最低視聴率ドラマという汚名も追加されることになる。
（文／恵和恵）