大丸別荘・山田真社長「温泉を池や水たまりと同一視」「データの改ざん指示」呆れた衛生観念と倫理観 | The Audience
大丸別荘・山田真社長「温泉を池や水たまりと同一視」「データの改ざん指示」呆れた衛生観念と倫理観 | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • ソーシャル
  • 大丸別荘・山田真社長「温泉を池や水たまりと同一視」「データの改ざん指示」呆れた衛生観念と倫理観

大丸別荘・山田真社長「温泉を池や水たまりと同一視」「データの改ざん指示」呆れた衛生観念と倫理観

大丸別荘・山田真社長「温泉を池や水たまりと同一視」「データの改ざん指示」呆れた衛生観念と倫理観
The Audience

 1865年創業の老舗高級旅館「二日市温泉・大丸別荘」(福岡県筑紫野市)の温泉で、基準値の最大3700倍のレジオネラ菌が検出された問題。

 2月28日、大丸別荘の山田真社長が謝罪会見を開いたのだが、時折笑い声を漏らすなど真摯に問題と向き合っているとは言いづらい姿勢や言葉の連続だった。
 
 山田社長は「レジオネラ菌を大した菌ではないと認識」「池や水たまりにいくらでもいる」と発言。池や水たまりに喜び勇んで浸かるような人は稀有ではないだろうか……。
 
 また、塩素濃度や湯の入れ替えなどを記録する管理簿に「検査に合格するよう書け」などとデータの改ざんを指示していたとも告白。
 
 正直に話してくれたことだけは評価できるが、県の条例で週に1回以上と定められている湯の入れ替えを、わずかに年2回(盆と正月)だけにとどめ、県の調査へも利用者の健康面へも全く配慮ナシの呆れた衛生観念と倫理観。
 
 このようなやり方を少なくとも2019年以降継続していたというのだから、救いようがないと言わざるを得ない。
 
(文/二宮誠司)