SNS界隈きっての情報通“滝沢ガレソ”さんが26日、「串カツ田中」の新入社員からのタレコミを自身のツイッターで紹介。
この新入社員は、同社の「ずさんな衛生管理」やマニュアルに則った衛生管理を徹底しようとすると恫喝されるなどの「パワハラ」を理由に退職を決意。(退職経緯を全社向けチャットにも書き込んでいた)
「ずさんな衛生管理」「パワハラ」について、滝沢さんは簡潔に以下の4点にまとめていた。
・調理時に手袋をしない、手を洗うと嫌がられる
・期限切れ食材を使う、食材ごとにまな板を分けない
・衛生チェックを適当に済ます
・マニュアルを守ると怒号を食らう
滝沢さんによる情報拡散を受け27日、串カツ田中は「SNS等で発信された情報について」との見出しでお知らせをリリース。
そこには「この度、弊社において、ハラスメントの疑いおよび贖罪の不適切な利用が疑われる旨、SNS等を介して情報発信がございました。これらについては、現在詳細の事実を確認中であり、公表すべき内容が発生した場合には速やかに公表致します。弊社としましては、店舗をご利用いただいているお客様、従業員の皆様、関係者の皆様、社会全体にご心配とご迷惑をおかけしたことに対して深くお詫び申し上げます。今回の件を受け止め、誠実に今後の対応を行ってまいります。何卒宜しくお願い致します」との文言が記されていたのだが……。
隠蔽ムーブとセクハラとパパ活
滝沢さんは、「串カツ田中本部は告発直後に書き込みを削除」「『“事実関係が不明確な情報”が流れたが社内チャットを告発に使うな』と隠蔽ムーブをかましていた」と串カツ田中が今回のリリース前に「隠蔽田中」となっていたことを指摘。実際に串カツ田中が全社員向けにチャットで通知した、箝口令ととられても仕方ない文面を証拠として提示した。
また、新たなタレコミとして、別の現役社員から「店長によるセクハラ(突然、許可もとらずに髪の毛を触ってきた)」、ラウンジ勤務の女性から「社長によるパパ活田中(バーでエッチな美女のおしりを触りながらテキーラ)」が届いたことも報告。
すでに初動対応を誤った感がありありの串カツ田中だが、今後どんな対応をみせるのだろうか。
(文/二宮誠司)