JRAパンサラッサ「サウジカップ」制覇!生涯獲得賞金は一気に1位アーモンドアイに肉薄で父ロードカナロアの偉大さ再証明 | The Audience
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JRAパンサラッサ「サウジカップ」制覇!生涯獲得賞金は一気に1位アーモンドアイに肉薄で父ロードカナロアの偉大さ再証明

JRAパンサラッサ「サウジカップ」制覇!生涯獲得賞金は一気に1位アーモンドアイに肉薄で父ロードカナロアの偉大さ再証明
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 世界一の優勝賞金1000万ドル(約13億6000万円)を誇るサウジカップ(G1・ダート1800メートル)が、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、日本から参戦したパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)が主戦の吉田豊騎手を背に軽快な逃走劇を見せ、見事に優勝を果たした。

 2020年から始まった同レースを日本馬が勝利したのはこれが初めて。
 
 パンサラッサは最内枠から好発を決めると、これがキャリア初のダート戦ながら芝のレースと同様に積極的にハナを奪うスタイルを取った。
 
 ジオグリフ、カフェファラオ、クラウンプライドら日本馬を従えてそのまま直線へ。
 
 最後は後方から昨年のドバイWC覇者・カントリーグラマーがクビ差ほどまで猛追してきたが、パンサラッサはこれを振り切り、先頭でゴール板を駆け抜けた。
 
 3着にはカフェファラオ、4着にはジオグリフ、5着にはクラウンプライドと掲示板のうち4つを日本馬が埋める結果だった。
 
 パンサラッサは1着賞金1000万ドルを獲得。生涯獲得賞金は18億9086万3500円となり、1位のアーモンドアイ(19億1526万3900円)にわずか2500万円ほどに肉薄する2位へ大躍進。
 
 パンサラッサ、アーモンドアイはいずれも国内外の短距離戦線で圧倒的な強さを誇ったロードカナロアの産駒。
 
 あらためて、ロードカナロアの偉大さがサウジアラビアの地で証明されたとも言えるだろう。
 
(文/豊田武志)