NHK党の参議院議員・浜田聡さんが国会にて、同僚のガーシー議員が登院せず欠席が続いていることについて、ガーシーさんに代わって弁明した。
浜田さんは「立憲民主党・斎藤嘉隆参議院国対委員長が懲罰案の検討段階で『1回で除名もやむなし』と発言するなど、あまりにも性急で強引かつ安易な判断を下そうとする空気がある」とガーシー議員の懲罰決定までのシナリオに対し疑問を表明。
また、「一般社団法人Colabo（主に少女の自立支援を行っている法人）による問題、同法人の税金の使途管理等に数多くの問題が指摘されているというものが、主要メディアにはほとんど報じられず、逆にColaboを擁護する趣旨の報道が数多くされており、数多くの利権が絡んでいることは想像に難くありません」とガーシー議員が質問主意書に記したColabo問題に言及。
さらに、「楽天・三木谷浩史さん、俳優の綾野剛さんがガーシー議員に対し刑事告訴をした背景には、両名がガーシー氏に『ウクライナ女性を集めての売春パーティーを開いた』『未成年飲酒・淫行に及んだ』との暴露をされたことがある。ガーシー氏の行為は両名の社会的評価を低下させるものだが、日本有数の上場企業社長、国民的俳優、それらを扱うメディアの在り方に対する問題提起目的であり、公共性、公益目的が認められ違法性が阻却されると考えられます」と主張。
「三木谷氏と綾野氏が所属する芸能事務所の山本又一朗社長は内閣官房副長官・木原誠二氏と親密な関係にあり、ガーシー氏がこのまま帰国すれば国家権力により不当な拘束を受ける可能性がある。そのため、三木谷氏と綾野氏による刑事告訴が虚偽告訴（21日付で提訴）と認められ晴れて被告人でなくなるまでは登院をしません」と語った。
（文／二宮誠司）