あまりにも唐突な最期から2年半以上が経過した、俳優の三浦春馬さん。
所属事務所アミューズは三浦さんの死亡時刻が、2020年7月18日の14時10分であることを明かしているが、三浦さんの死亡当日および前日など直前の時系列はなぜか曖昧なまま明かそうとせず。
ツイデモにリアルデモ、さらには株主総会での株主からの質問においても、この曖昧さを回避するための質問が飛び続けてきたが、明確化することなく今日を迎えている。
また、アミューズは様々な場面で三浦さんの氏名を不自然に伏せるという動きを見せ続けている。
例えば、昨年、城田優さんを三浦さんに代わる新たなローラ役に迎えて行われたミュージカル『キンキーブーツ』の初日、アミューズ社長の中西正樹さんは自身のツイッターで「開演から終演まで、これまでローラを演じた立役者の面影を感じ、この作品に関わる全ての人からは、彼が注いだ愛と情熱、その誇りを感じ、満員御礼のお客さんの鳴り止まない万雷の拍手は、今ここにまた素晴らしい作品として幕が開いたことを教えてくれた」と投稿。
最も最近で言えば、1月31日に始まったNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』回顧展において、3日までは、登場人物相関図やあらすじのパネルに、非常に重要なキャラクターであるにもかかわらず、三浦さん演じる井伊直親の写真が掲載されず。
紆余曲折を経て4日からは掲載されるに至ったのだが、これに関してアミューズは法務部のツイッターアカウントで「この数日、回顧展での当社出演ア―ティストの写真の不掲載に関し、誤った情報が拡散されました。ファンの皆様のご心痛に、当社も悲しく思います。今後とも、誤った情報に惑わされないよう、お願いいたします。ファンの皆様がアーティストを大事に思ってくださるお気持ちに、いつも感謝しています」とコメント。
こうした経緯を受け、4日夜の三浦さんの死の真相解明を求めるツイデモでは「#春馬さんへの愛を感じられない」というハッシュタグが使われている。
(文/窪田翔吾)