女優の広瀬すずさんが主演、ジャニーズアイドルグループ「King&Prince」の永瀬廉さんが相手役を務め、脚本は「恋愛ドラマの女王」として数々の名作を生み出してきた北川悦吏子さんが担当。
最強の布陣による「世界で一番美しいラブストーリー」をキャッチコピーとして謳う、連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系、火曜22時~)。
今クールの他ドラマと比べると遅めの1月17日より放送を開始した『夕暮れに、手をつなぐ』は、世帯平均視聴率は第1話から第3話まで8.0%、6.6%、5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、新垣結衣さんと星野源さんによる『逃げ恥』こと『逃げるは恥だが役に立つ』を筆頭に、数々の高視聴率ドラマを生み出してきた枠とは到底思えない散々な数字を連発。
第1話の8.0%に関してはどうにか及第点と言えなくもなかったが、3日にオリコンが発表した「ドラマ満足度ランキング(1月17日~23日の放送回を対象)」によって、完全にメッキが剝がれてしまった。
このランキング、TOP10だけが表示される仕様のため11位以下の詳細は不明なのだが、民放キー局のGP帯(19時~23時)に放送されるドラマが上位を占めることがほとんど。
TBSの火曜22時枠であれば、少々の駄作であっても割とTOP10以内にランクインすることが多いのだ。
ところが、『夕暮れに、手をつなぐ』は第1話にして、TOP10に入ることができず。スコアも100Pt満点中で53Pt以下しか獲得できていないことが確定。
視聴率も満足度も不足が顕著なだけに、『夕暮れに、手をつなぐ』は10話を待たずに早期打ち切りとなる可能性も十分ありそうだ。
(文/高柳拓郎)