妻夫木聡さん主演の日曜劇場『Get Ready!』(TBS系、21時~)は、22日までに1~3話が放送され、世帯平均視聴率は10.2%、10.9%、10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、いずれも2桁視聴率を堅守してきた。
ところが、視聴率には表れない致命的な数字が出ていたことが分かった。
オリコンが27日に発表した「ドラマ満足度ランキング(1/10~1/16の放送回が対象、100Pt満点)」では、草彅剛さん主演『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)第1話が97Ptという凄まじい数字で1位。
これに続いたのは、安藤サクラさん主演、バカリズムさんが脚本の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系、日曜22時30分~)第2話で92Pt。
3位以下は『大奥』(NHK、日曜22時30分~)第1話、『相棒 season21』(テレビ朝日系、水曜21時~)第12話、『100万回言えば良かった』(TBS系、金曜22時~)第1話がいずれも80Pt台で続いた。
ランキングは10位までとなっているため、48Ptの『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』(テレビ朝日系、土曜23時30分~)第1話よりも、15日に放送された『Get Ready!』第2話はPtが低いということになる。
日曜劇場は、家にいる人が多い日曜の21時という極めて視聴率を得やすい枠であるため、『Get Ready!』も2桁視聴率を記録し続けてはいるが、『罠の戦争』の半分も満足度を得られていないという悲惨な結果が現実なのである。
(文/木暮雅人)