NHK党の参議院議員であるガーシー議員こと東谷義和さんが25日、FNSのリモート取材で、自身の国会欠席に対し懲罰委員会が開かれる可能性があることについての見解を語った。
東谷さんは懲罰委員会の開催に関しては「(自分は今)ドバイにいるので勝手にしてください」としつつ、「登院停止処分となる可能性がありますが?」との問いに対しては「登院してないのに登院停止にしてどうするのか。不登校児に停学処分を下すようなものでしょう」と呆れ顔で語った。
「ガーシーさんは、立候補時点で『基本的には国会に出席しない形になる』『ドバイからリモートで政界や財界の闇を切るような活動をしていく』といった主張をしていました。
政界や財界の闇を切るような活動については、まだまだ道半ばでしょうけど、公約に反するような行動をしているワケではないですよね。
したがって、今回の件でもしも誰かが責められなければいけないのだとしたら、ガーシーさんではなく、国会に登院しないことを表明していたガーシーさんに投票した有権者が責められるべきではないかと思います。
また、ガーシーさんに投票した方々も、誰も違法なことをしたワケではなく、ルールに則って民意を示し、それがガーシーさんの当選という形で実を結んだんですから、必死になって登院しないガーシーさんを罰しようとする動き自体が、ズレているように思いますし、ナンセンスなことではないでしょうか」(メディアコメンテーター)
東谷さんに何としてでも懲罰を与えようといたずらに時間を割くよりも、国政にはもっとほかに質すべきことがたくさんあるのではないだろうか。
(文/二宮誠司)