昨年末、史上初めて実施された「現役ドラフト」で巨人に指名され、7年間プレーした楽天からの移籍が決まったオコエ瑠偉選手。
新天地で環境の変化という刺激により大きく飛躍することを期待されていたが……。
「デイリー新潮」(新潮社)が18日、《巨人・オコエ瑠偉が「暴力反社」の宴会に出席 「打撃フォームまで見せてくれた」出席者が証言》の見出しで、複数の証拠写真を添えて記事を掲載。
10代の頃に新宿を拠点にしたアウトローなチームに所属、過去に恐喝事件での逮捕歴もあり、現在は住吉会系の三次団体に籍を置いている人物が主催した宴会に、オコエ選手は5時間以上も出席していたという。
巨人は、オコエから「会へ出席し5時間滞在したのは事実だが、主催者が反社会的勢力だとは知らなかった。反社との交際はしていない」といった話を聞いているとのこと。
「オコエ瑠偉選手は、“ハズレ”とは言えドラフト1位で楽天から2015年に指名されました。
高い身体能力を土台に、大いなる飛躍を期待されていましたが、楽天在籍の7年間では目立った成績は残せず、一昨年、昨年はいよいよ『クビになるのでは』との見方も強まっていました。
そこへ、最後の『環境変化による大爆発』という可能性に賭けて巨人が現役ドラフトで指名しただけのことで、首の皮1枚つながっていただけの選手にすぎません。
それなのに、『オレは巨人に求められた。まだまだチャンスが多い』と勘違いしたのか、開幕どころか春季キャンプも始まらないうちからこのスキャンダルですから、とうに首の皮はちぎれ、あとは最後通告を待つだけという状況になったでしょうね」(スポーツコメンテーター)
オコエ選手が巨人で活躍するシーンを見られる可能性は極めて低くなったようだ。
(文/潮崎達至)