元SMAPで俳優、タレントとして幅広く活躍する草彅剛さんが主演する連続ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)が16日、放送スタート。
第1話の世帯平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均視聴率は5.5%だったことが17日分かり、絶好のスタートを切ったと言える。
なお、関西地区の世帯平均視聴率は13.1%、個人平均視聴率は7.4%とさらに優秀な数字だったこともわかっている。
「カンテレ制作の月曜22時枠ドラマは、骨太なストーリーが多く、ネットで大きな話題となることもしばしば。
しかしながら、話題性とは裏腹に、『罠の戦争』の前の3クール、長澤まさみさん主演『エルピス-希望、あるいは災い-』、波瑠さん主演『魔法のリノベ』、広瀬アリスさん主演『恋なんて、本気でやってどうするの?』は、いずれも5~6%台での推移がほとんど。最も良かったのが『エルピス』第1話の8.0%と、視聴率では苦戦傾向にありました。
そんな中で、『罠の戦争』がいきなり9%超えを記録したワケですから、過去3作品を圧倒したと言えますよね。
次に狙うのは、昨年1月期の浜辺美波さん主演『ドクター・ホワイト』第3話以来となる2桁視聴率ですが、これも草彅さんの熱のある演技、視聴者を惹きつける『弱者が強者に復讐を果たす』というストーリー展開であれば、すぐに達成してしまうのではないかと思いますよ」(ドラマ批評家)
草彅さんが『罠の戦争』であらためて真価を示すことで、4月期以降のドラマにも定期的に出演してくれる流れができることにも期待したい。
(文/川村隆二)