元SMAPで現在は「新しい地図」として活動する草彅剛さんが主演の月曜ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系、22時~)が16日より放送開始となった。
登場人物の「犬飼大臣」や第1話ゲストとして出演した「蛙亭(中野周平さん)」が検索トレンド入りし、草彅さんと同じく「新しい地図」として活動する香取慎吾さんとSEVENTEENのコラボによる同ドラマエンディングテーマ「BETTING」は検索トレンド1位に。
また、「#罠の戦争」はツイッターのトレンド1位となるなど、早くも話題をさらっている。
一方、グループに大きな亀裂が走る中、5月以降も「キンプリ」こと「King&Prince」として活動していくことを決めた永瀬廉さん。
永瀬さんが、主演・広瀬すずさんの相手役として出演する火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系、22時~)が17日より放送開始となる。
「世界で一番美しいラブストーリー」という、たいそうなキャッチコピーを授けられた『夕暮れに、手をつなぐ』だが、主演の広瀬さん、相手役の永瀬さんは、いずれも直近の主演ドラマでひどい視聴率を記録した名コンビならぬ迷コンビ。
容姿の美しさではキャッチコピーを地で行けるかもしれないが、迷コンビがつむぐストーリーが世界で一番美しいラブストーリーとなる可能性は、天文学的な確率となること必至。
おまけに、かつては「ラブストーリーの女王」の名を欲しいままにしていたものの、ここ数年は「オワコン」との評価が定着してきた感すらある北川悦吏子さんが脚本を担当。
このトリオで「世界で一番美しいラブストーリー」など生まれるはずもなく、『罠の戦争』が圧倒的な評価を得る中、『夕暮れに、手をつなぐ』は「そんなドラマあったっけ?」レベルにボロ負けするのではないだろうか。
草彅さんによる『戦争』シリーズは復讐がテーマだが、草彅さんと香取さんが携わり、ドラマの合間に流れるCMでは稲垣吾郎さんも登場する『罠の戦争』が、『夕暮れに、手をつなぐ』を完膚なきまでに叩きのめせば、リアル「ジャニーズへの復讐」が実現したと言っても過言ではない。
今クールは『罠の戦争』のストーリー展開とともに、今後のリアル「ジャニーズへの復讐」の動向にも大いに注目したい。
(文/永野正道)