妻夫木聡さん主演ドラマ、日曜劇場『Get Ready！』（TBS系）の放送開始に合わせるように封切られた、妻夫木さんによる「サッポロ生ビール黒ラベル」のテレビCM「大人エレベーター」の第41弾。
2021年のショパンコンクールで日本人最高位タイとなる2位を獲得した、天才ピアニストの反田恭平さんが「大人の代表」として出演する同CM。
反田さんに強い不倫疑惑が浮上する「スムーズすぎる妻の乗り換え」を11日発売の「週刊文春」（文藝春秋）が報じたことで、『Get Ready！』の視聴率にも影響が出るのではないかと一部で見られていたのだが……。
文春の報道後では初となる同ドラマの放送（第2話）が15日にあったが、世帯平均視聴率は第1話を0.7ポイントも上回る10.9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。
「日曜劇場の主演俳優の周囲でネガティブな報道が出たという意味では、前々クールの綾野剛さん主演『オールドルーキー』と状況は似ていますね。
『オールドルーキー』の場合は、綾野さんについて暴露系YouTuberであり親交のあったガーシーこと東谷義和さんが、未成年飲酒、未成年淫行、薬物使用、暴力などありとあらゆる醜聞を浴びせましたので、それまで日曜劇場は13～15％ほどの高視聴率が当たり前だったにもかかわらず、2桁を割り込むことも3回、全話平均でも10.4％とどうにか2桁を死守するのがせいいっぱいという惨状に陥りました。
『Get Ready！』は第1話こそ『オールドルーキー』の数字を下回っていましたが、第2話で早速『オールドルーキー』を上回ってきましたので、このまま順調に日曜劇場の復権へ向けてひた走る可能性も十分にありそうですよ」（メディアコメンテーター）
大人エレベーターのダメージなどなかったかのように、妻夫木さんの『Get Ready！』が大きく躍進し始めている。
（文／恵和恵）