日本ハム、近藤健介FAの人的補償は甲斐野央…稲葉篤紀GMの明言でネット騒然 | The Audience
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日本ハム、近藤健介FAの人的補償は甲斐野央…稲葉篤紀GMの明言でネット騒然

日本ハム、近藤健介FAの人的補償は甲斐野央…稲葉篤紀GMの明言でネット騒然
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 ソフトバンクへFA移籍した近藤健介選手の人的補償選手について、日本ハムの稲葉篤紀GMが8日、基本線として考えている選手を明言。

 稲葉GMは「投手で考えている。だが、ボス(新庄剛志監督)が何と言うか。配置は考えずに、視野を広げて考えている」とした。
 
 「日本ハムは昨シーズン終了後間もない10月中に、渡邉諒選手、髙濱祐仁選手という野手2人との交換トレードで、阪神から江越大賀選手と齋藤友貴哉投手を獲得しました。
 
 齋藤投手は、最速で160キロを超える圧倒的なスピードボールが売りです。
 
 昨今のプロ野球においては、中継ぎ、抑えといったリリーバーの価値が非常に高くなっています。
 
 特に、155キロ以上のスピードボールを軸に支配的な投球をできる投手を複数枚、後ろの投手として配置することができれば、得点力がそこまで高くなくともリーグ優勝や日本一を手にできることを、昨シーズンのオリックスがハッキリと証明しましたから、齋藤投手獲得もその土台作りの一貫と言えるでしょう。
 
 ただ、まだまだパワーピッチのできるリリーバーは手薄ですから、ソフトバンクのプロテクトをはずれている可能性がある投手の中では、高橋純平投手、田中正義投手、甲斐野央投手あたりが最有力候補になってくるかと。
 
 特に甲斐野投手は最速160キロかつ重い球質のストレートを軸に、ルーキーイヤーの2019年に26ホールド、8セーブを挙げ新人王を獲得。登板過多がたたり、2020年シーズンは1度も1軍で登板できなかったものの、この年のオフに右肘関節の鏡視下関節形成術を受け、その後次第に復調を見せており、昨シーズンは27試合に登板し、3ホールド、防御率2.52という成績を残しました。
 
 年齢的にもまだまだ伸びしろがあり、手術後の回復もいよいよ100%になってくる時期にあり、ルーキーイヤー以上のパワーピッチを今シーズンは見せてくれる可能性が十分にあります。
 
 事実、稲葉GMの『基本は投手』との言葉をきっかけに、ネット上では甲斐野投手がターゲットになっているのではないかとの声が多く聞かれる状況となっていますよ」(スポーツコメンテーター)
 
 稲葉GMは9日に、新庄剛志監督を交えた最終確認のうえ、ソフトバンクから人的補償で獲得する選手を決定する見通しだ。
 
(文/有村和巳)
 
 ~ライター略歴~
 静岡県出身
 大学までは野球部で白球を追いかけていた
 今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している