ソフトバンクから海外FAを使ってニューヨーク・メッツに移籍した、プロ野球選手の千賀滉大さん。
千賀さんは5日までに「ポスティングを5.6年前からお願いしていてそれを断られるところまでは普通に理解はしていたんですが、そこからのなぜダメなのかという話までになった途端、時間が合わない、忙しい(などの)理由で最終的なミーティングすら行ってもらえず、それを言われた瞬間に何かが切れるものがあったのは事実です。だから今の僕は今だに(正しくは未だに)なぜポスティングがダメなのか本当の話すら理解してないです」「成績は関係ない、ホークスで長くして欲しいだけ、とだけ言われその理由を聞けるミーティングにまで辿り着けず気持ちが宙ぶらりんになってしまいました」など、古巣ソフトバンクのポスティングに対する姿勢を批判するような主張をツイッターで行い、賛否両論の声が噴出する事態に。
6日になって、千賀さんは当該ツイートを削除し、インスタライブを実施。
インスタライブでは、「日本語は難しい」「日本語が下手すぎて、本来は『ポスティングは球団の権利』と分かっているのに、違う意味で伝わってしまった」などと事の経緯を説明。「他にそんな選手はいないだろうというくらいにフロントとはミーティングを重ねた」とも明かしたのだが……。
「インスタライブでの千賀投手のお気持ち表明を、前向きに捉えているファンも一定数いますが、『明らかな批判を長文でしておいて、今さら日本語が下手って理由で逃げようとしてるのが卑怯』『フロントがミーティングに応じないってツイッターでやたらと主張しておいて、インライでは“ほかの選手では考えられないくらいにミーティングを重ねた”ってどういうこと?フロントは誠実に対応し続けてくれてたのに、半ば嘘のような批判をしてたってことでしょ??』など、さらに不満を膨らませているファンも多いようですね。
また、40分ほどのインスタライブの最中、千賀投手はほとんどの時間を頬杖をついたり、顎に手をあてていたり、肩肘をついたままでした。
インスタライブに出てくれたソフトバンク広報部オフィシャルリポーターの加藤和子さんや、同期入団でバッテリーとして長くともに戦ってきた甲斐拓也捕手の話を聞いているときも、自分が話すときもそうでしたので、『千賀の態度が横柄すぎる』『自分のためにわざわざ時間を割いてくれた和子さんや甲斐くん、そして視聴者に対してずっと肩肘ついてるって、どんな教育を受けてきたらこんなふざけた奴が育つのかって思った』などの指摘も出ていますよ」(メディアコメンテーター)
千賀さんは、インスタライブでの火消しに成功するどころか、火に油を注いでしまったのかもしれない。
(文/潮崎達至)