昨年末に、古巣の日本ハム、そして同一リーグのライバルであるオリックス、西武、ロッテとの大争奪戦を制し、近藤健介外野手を総額50億円とも言われる超巨大契約で獲得したソフトバンク。
そんなソフトバンクが、年始早々にさらなる大補強を発表する見込みとなった。
2020年に日本ハムからポスティングで、米大リーグ・レンジャーズに移籍(現在はレンジャーズの3Aに在籍)していた有原航平投手をFAで獲得することが5日分かったという。
スポーツ紙を中心に複数のメディアが報じている。
「近藤健介選手を獲得した際にも出ていましたが、ますます『ソフトバンクが嫌いになった』『バンク以外の5球団は、バンクにエース級をぶつけまくって何が何でもバンクの優勝を阻止してほしい』などの、アンチソフトバンクの声が沸き立っていますね。
また、有原航平投手に対しても『ポスティング移籍という日本ハムの大恩義があってこそという形でメジャーリーガーになって、ろくに活躍できず、たった2年で大恩義を忘れて、日本ハムに復帰せずソフトバンク入りする。有原の人間性がヤバすぎて草』など厳しい声が多数聞こえてきています。
ポスティングでのメジャー移籍から日本球界復帰も古巣に戻らず。故障にも泣かされた先発投手。ソフトバンクを選んだ。こうした要素が重なり過ぎるということで『松坂大輔と同じ。まともに日本で再活躍することなく引退する運命だろうな有原は』といった指摘も出ていますよ」(メディアコメンテーター)
ソフトバンク、そして有原投手は、今思い描いているような未来を手に入れることができるだろうか。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している