暴露系YouTuberのガーシーこと参議院議員の東谷義和さんによる独自プラットフォーム「GASYLE」の生配信で、昨年12月29日に「なにわ男子」の大西流星さんによる“性加害”を告発した、「辞めジャニ」あるいは「辞めジュ」とも呼ばれる元ジャニーズJr.の吉岡廉さん。
吉岡さんの告発に対し、大西さんやなにわ男子のファンらからは「証拠もないのに、いい加減なことを言うな」「平気で嘘をついて恥ずかしくないの?もともとアンタは素行不良で有名だったじゃない」といった否定的な意見が多数ネットで確認できる状況となっている。
こうした状況を受け、吉岡さんは3日、自身のインスタグラムを更新。
ストーリーズにて「僕は真実を話しただけ。sns上の物を信じるか信じないかは自分次第。顔出しして話して、逃げる所も無いのわかってて話した。顔出ししてて声出して言える人は中々いないと思う。実際、やられた人に関しては今も現役でしてる子もいれば辞めた子の中にもいるわけで、信憑性がないと思うならそれでいい。虚言ではない事だけわかってくれる人が1人でもいたらそれでいい」との声明を発表した。
「性加害の告発で非常に難しい点は、被害者に対して『被害者がこんなに堂々と訴えられるわけがない』などのセカンドレイプが巻き起こるリスクを多分にはらんでいるということでしょう。
もちろん、虚偽の訴えは断じて許されるものではありませんが、性被害の証拠はなかなか提示することが難しいという側面があるのは事実です。
証拠を提示できないことが、告発内容が虚偽であるということとイコールに捉えられてしまっては、勇気をもって告発する人がますます減ってしまい、性加害者に非常に有利な環境となってしまいます」(メディアコメンテーター)
この件に関し、大西さんは特に何も語っておらず、真実がどこにあるのかは現状分からない。
だが、虚偽のエピソードによって人を貶めようとすることも、セカンドレイプも、断じて許されるべきではないことは確かだ。
(文/福田優太郎)