『第73回 紅白歌合戦』(NHK)に、氷川きよしさんが2000年に「箱根八里の半次郎」で初出場して以来、23年連続となる出場を果たした。
今年いっぱいで歌手活動を休業することを発表している氷川さんだが、披露した「限界突破×サバイバー」の歌声、衣装、メイク、舞台装置はどれも究極の完成度で、往年の『紅白歌合戦』の伝統を引き継ぐにふさわしいものだった。
視聴者からは「美しすぎる」「歌唱力がバケモノ級で鳥肌が止まらない」「これもう、氷川きよしが1人で優勝やろ今年の紅白は」など、氷川さんの芸術的パフォーマンスに感動する声が溢れた。
歌唱終了後に氷川さんは、「必ず戻ってきます」と力強く約束。
いつの日か、さらに進化した姿で戻ってきてくれることを期待させる締めくくりだった。
(文/梅林隆介)