11日、一昨年7月に急逝した三浦春馬さんの最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス、監督:田中光敏さん)の公開2周年特別上映が、全国200館以上の劇場で一斉に実施された。
『天外者』は2020年12月11日の封切りながら、いまなおロングランが続いており、これまでにも三浦さんの誕生日、七夕、一周年といったタイミングで特別上映を実施していた。
「日本国内でロングランが2年以上も続いた映画はこれまでに、NPO法人ワップフィルムの製作・配給による『未来シャッター』、ドキュメンタリー作品である『祈り〜サムシンググレートとの対話〜』、アニメ映画『この世界の片隅に』の3本だけです。
つまり、史実に基づいたものであるとは言え、一般の実写映画では『天外者』は史上初めて2年以上のロングランを達成した作品なわけですよ。
しかも、公開2周年を記念して特別上映が新作映画並みの200館以上で実施されたわけです。
これほどの偉業を、恐るべきことに大手メディアは一切報じていません。おまけに、三浦さんの所属事務所が管理・運営しているはずの“三浦春馬&STAFF INFO”のツイッターアカウントすらも、この件に全く触れていません。
ここまで露骨な“いじめ”があっていいものなんでしょうかね…」(メディアコメンテーター)
『天外者』には、このまま国内でのロングラン記録である1382日(約3年9か月)を塗り替えるところまで突き進んでもらいたい。
(文/西島龍大)
~ライター略歴~
沖縄県出身
ゴーヤとミミガーが苦手というまさかの体質で大のギャンブル好き