7日早朝にカタールで行われた、W杯決勝トーナメントの「ポルトガルVSスイス」の1戦。
戦前はポルトガルの攻撃力とスイスの固い守備で拮抗した試合展開が予想されたが、初スタメンの21歳、ゴンサロ・ラモス選手が今大会初となる“ハットトリック”を達成するなど、ポルトガルがスイスを圧倒。6-1というワンサイドゲームでベスト8進出を決めた。
「37歳の大ベテランとなったクリスティアーノ・ロナウド選手が今大会初めてスターティングメンバ―をはずれ、代わりに11月にポルトガル代表に初選出されたばかりのゴンサロ・ラモスが出場するという布陣で、どんな試合展開になるんだろうと見ていましたが。
よもやのラモス選手がハットトリック。さらに、39歳のペペ選手が史上最年長での出場記録だけでなく得点記録まで樹立してみせるなど、ポルトガルの良いところばかりが際立つ一方的な試合となりましたね。
これで、ベスト8に進出した8か国のうち7か国までがグループステージを首位通過した顔ぶれとなりました。
グループステージを首位通過しながらベスト8進出を逃したのは、日本だけでした。
あらためて、クロアチア戦は勝てる試合を落としたという印象が強まりましたよ」(スポーツコメンテーター)
8日は試合がなく、9日と10日にそれぞれ2試合の準々決勝が組まれている。
準決勝に進出する顔ぶれは一体どうなるのか、ますます目が離せない。
(文/樋口健太郎)