格下と見ていたコスタリカ相手に痛い敗戦を喫し、グループステージ突破が厳しい状況となっていたサッカー男子日本代表が2日、スペインを相手に歴史的な逆転勝利を収め、見事にグループリーグを1位で突破した。
次戦は悲願のベスト8を賭けた、前回大会準優勝のクロアチアとの戦いとなる。
「コスタリカ相手に7-0と驚異的な攻撃力を見せたスペインに、前半早々に先制点を奪われそのままずるずる行くかと思いましたけどね。
なんとか前半をこの1失点だけで凌ぐと、後半の早い段階で堂安律選手、田中碧選手が立て続けにゴールを奪い見事に逆転。
その後も、ボール支配率では完全にスペインに圧倒されながら、決定的な場面は作らせずに勝ち切った日本代表に大きな拍手を送りたいと思います。
また、南野拓実選手、伊藤洋輝選手というワールドカップ直前に交際相手を妊娠させながら中絶を強要した過去を文春砲とガーシー砲で暴露された2人をピッチに立たせることなく、クリーンなメンバーで勝ち切ったことにも大拍手ですよ」(メディアコメンテーター)
ドイツに続いてスペイン、優勝経験のある2か国を相手にいずれも逆転勝利を収めた日本の快進撃はさらに勢いを増していきそうだ。
(文/樋口健太郎)