長澤まさみさん主演、眞栄田郷敦さんが相手役を務める連続ドラマ『エルピス』（カンテレ・フジテレビ系）第5話が21日放送された。
同話の世帯平均視聴率は5.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが22日分かった。
第1話を8.0％とまずまずのスタートを切ったものの、第2話が7.3％、第3話が6.3％と急速に数字を下げ、第4話で6.9％と持ち直す気配をみせたが、第5話では一気に1.1ポイントも下げて番組最低記録を更新してしまった。
「主演の長澤まさみさんはもちろんのこと、脇役に鈴木亮平さん、三浦透子さんといった映画でも主役を務める実力派を配し、『エルピス』制作サイドとしては月曜22時枠をドラマの王道枠に押し上げる算段だったことは確実でしょう。
第1話では前クールの波瑠さん主演、間宮祥太朗さんが相手役の『魔法のリノベ』では1度もなかった8％台を記録。ネットでの評判もかなり好調で、明るい未来を想像していたと思います。
ところが、『魔法のリノベ』が第8話までは記録しなかった5％台を第5話にして早くもマークしてしまいましたからね。
水面下で打ち切りも含めた議論が行われている可能性が高そうです」（メディアコメンテーター）
長澤さんはこの窮地を脱することはできるだろうか。第6話以降のストーリー展開とともに視聴率動向にも注目していきたい。
（文／吉良栄蔵）