16日、大晦日に生放送される『紅白歌合戦』（NHK）の出演アーティストが発表された。
出場が有力視されていた松田聖子さん、YOASOBIらの名前がなかった一方で、生放送でパフォーマンスはもちろんのこと5人が揃う姿を見ることさえ叶わないと目されていた、人気ジャニーズアイドル「キンプリ」こと「King＆Prince」の名前はあった。
「4日に突如として、平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人が来年5月に脱退、順次ジャニーズ事務所からも退所し、5月途中からは永瀬廉さんと高橋海人さんの最年少2人だけでキンプリは活動していくと発表がありました。
発表直前にテレビ朝日系『ミュージックステーション』に生出演するキンプリ5人の姿がありましたが、グループが分裂すると発表があってから数日後のTBS系『CDTV ライブ！ライブ！』では、他のアーティストがライブパフォーマンスを披露する中、キンプリは事前収録の映像が流されるという形式でした。
これにより、『来年5月までは5人体制のキンプリが存続すると言っても、実質Mステが最後の5人揃っての生放送になってしまうんだろうな』『辞める人には死ぬほど冷たいからねジャニーズは』『紅白なんてどう考えても出てこないでしょ』と、二度とキンプリが5人揃うところを見ることは叶わないといった声が数多く聞かれる状況となったんです。
それだけに、紅白でおそらく最後となるであろう5人揃っての生パフォーマンスが実現すると決まったことには、大きな驚き、そして無数の喜びの声が上がっていますよ」（メディアコメンテーター）
今回のキンプリの急転直下の紅白出場決定は、「ティアラ（キンプリファンの愛称）の強力な後押し」があったからこそと「東スポ」が報じている。
ファンの力がメディアやジャニーズ事務所といった巨大組織を動かした実績ができた以上、平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんがキンプリ脱退を撤回するという奇跡のような展開も、可能性的にはゼロではなくなったと言えるのかもしれない。
（文／猫山恭輔）