滝沢秀明さん、キンプリことKing&Princeの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんが続々と退所について報じられ騒動の渦中にあるジャニーズ事務所。
同事務所が10日、同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)の記事内容に対し法的措置を執ることを検討していると明かした。
週刊文春では、今年初めころから平野紫耀さんがキンプリの今後について藤島ジュリー景子社長に面談を申し入れ、ジュリー社長はこれを受け入れておきながら何度もドタキャンを繰り返し、当初は1対1での面談を了解していたものの永瀬廉さん、高橋海人さんも含めたキンプリ5人での面談とするよう要望。平野さんがこれに応じてあらためて面談を申し入れるも、これもまたドタキャン。ようやく9月頃にキンプリ5人とジュリー社長の面談が実現したものの、この席でジュリー社長は「私のことが嫌いなんでしょ」「私の手に負えないから知らない」とパワハラ的な発言をしたことなどを報じている。
「ジャニーズ事務所は『事実と全く異なる虚偽の内容を多々含む記事』と10日発売の週刊文春報道を切り捨てています。
ただ、本格的に法的に争うことになれば、どの部分が事実で、どの部分が事実と異なるのかを明らかにしなければいけなくなり、滝沢秀明さんや平野紫耀さんらが証言するようなことになる可能性も十分考えられます。
これはあまり現実的でないように思いますし、もしそうなってしまえばジャニーズ事務所はかえって大きな傷を負うリスクが膨らむ可能性もありますので、あくまでも牽制する意味での法的手段のチラつかせという側面が大きいのではないかと」(メディアコメンテーター)
ジャニーズ事務所の激震はまだまだ収まる気配がなさそうだ。
(文/福田優太郎)