活動休止中の国民的アイドルグループ「嵐」のメンバーである二宮和也さんが8日、都内で主演映画『ラーゲリより愛を込めて』(配給:東宝、監督:瀬々敬久さん、12月9日公開)の完成披露イベントに登場。
物語が第2次世界大戦後のシベリアの強制収容所「ラーゲリ」に抑留された実在の日本人捕虜が、周囲の人々に希望をもたらすというものであることから、二宮さんは自身が希望をもらったのは「事務所のえらい人からの言葉」だと語った。
「8年間くらい“今年は忙しくなるぞ”って(励まして続けてもらった)。なかなか忙しくならなかったが、根拠のない言葉に救われたことも。なにくそ根性で頑張れたし、辞めないで良かった」と振り返っていた。
「上司の言葉を励みに、国民的アイドルの道を歩んでいったんだなと、通常であれば美談で片付くところでしょうけど。
二宮和也さんは今、滝沢秀明さん、キンプリことKing&Princeの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんと連続して退所が報じられ騒動の渦中にあるジャニーズ事務所の所属ですからね。
そして、嵐はジュリー現社長が溺愛する存在、一方で滝沢さんやキンプリは19年に亡くなったジャニー喜多川さんの遺志を継ぐ存在。
そんな対立構図もあって、今回の二宮さんの発言には『えらい人ってジュリー社長のことでしょ。このタイミングでタッキーやキンプリに当てつけを言うって感じ悪すぎ』『事務所を辞める決断をした平野くん、岸くん、神宮寺くんは愚かって言ってるのと同じだよ。ニノってこんなイヤミな奴だったんだ。残念』といった指摘が聞こえてきていますね」(メディアコメンテーター)
二宮さんにとってはキンプリファンらからの逆風よりも、会社のえらい人からの寵愛の方が圧倒的に大事ということだろう。
(文/川村隆二)