ジャニーズ事務所が4日深夜、人気アイドルグループ「キンプリ」こと「King&Prince」について、メンバーの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんが来年5月22日をもってグループを脱退し、同じタイミングで平野さんと神宮寺さんは事務所からも退所、岸さんも来秋に退所すると発表した。
ほんの数日前には長年の功労者である滝沢秀明さんが副社長を退任し事務所から退所することが発表されたばかりとあって、世間はさらなる衝撃に大きく揺れている。
一方で、キンプリのファンからは今回の脱退・退所に関するキンプリのファンクラブ動画でのメンバーの異変について様々な声が上がっているようだ。
「ファンクラブ動画では、脱退する平野さん、岸さん、神宮寺さんはもちろんのこと、3人が抜けたあとも2人体制でグループを続けて行く永瀬廉さん、高橋海人さんもそれぞれ自身の想いをファンに向けて発信しています。
発言に関しても当然様々な反応が出ていますが、それ以上に注目すべきは『お辞儀の角度』だと言われているんですよ。
これまでライブでの挨拶などでは、5人が一様に深々と頭を下げるシーンが印象的でしたが、今回のファンクラブ動画においては、永瀬さんと高橋さんはごくごく浅いお辞儀、平野さんと岸さんと神宮寺さんはこれよりは深めであるものの普段よりはだいぶ浅いお辞儀をしていました。
この様子に対し、『違和感しかない。絶対伝えられない何かがあるんだよね』『3人と2人でお辞儀の深さが違うし、普段とは全然違う角度でのお辞儀。これは“本当は言いたいことがあるけど、それは表立って伝えられない”ってメッセージだよきっと』『表向きは海外志向が脱退の要因って言ってるけど、これは事務所の台本で言わされてるってことを暗に伝えたいからこんな違和感のあるお辞儀なのかも』など疑問や考察の声が多く聞こえてきています。
『SMAPがテレビで公開処刑じみた謝罪をさせられたときもそうだったように、やっぱりジャニーズは言いたいことを言わせないように相当な圧力をタレントにかけてますよね』といった具合に、かつてのSMAP公開処刑に言及するものもありましたね」(メディアコメンテーター)
キンプリが言いたいことを言わせてもらえていないのであれば、いつの日か本当のことを語れる日が訪れることを願いたい。
(文/高柳拓郎)