東京ドームで3日に行われている、MLB・シアトルマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんが率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」と高校野球女子選抜によるエキシビションマッチ。
3回裏、4番の松坂大輔さんが左前安打で追加点をあげスコアは3-1でKOBE CHIBENがリード。
さらに点を加えたいKOBE CHIBENだったが、続く打者が平凡な右飛に倒れると、一塁走者の松坂さんは大きく離塁しており一塁封殺で併殺となってしまった。
戦前より「真剣勝負」と強調していたイチローさんはこの場面を問題視。
ベンチに戻ってくる松坂さんを呼び止め、険しい表情で松坂さんに一喝した。
「松坂さんは、他の選手と違って体型からして真剣勝負しに来ているとは言い難い感じでしたからね。
打撃内容は安打を連発してさすがという印象でしたが、守備ではスピード感が足りないところが随所に出てしまっていましたし、状況判断を含めても遊びに来ている印象が強かったです。
この調子でいくと、イチローさんは今年限りで松坂さんのことをクビにしてしまうかもしれませんよ」(メディアコメンテーター)
かつてプロ時代に「深いところで舐めているところがある」とイチローさんに指摘されていた松坂さんだが、そのスタンスは今も変わらないということなのかもしれない。
(文/潮崎達至)