2018年いっぱいで現役を引退し、2019年からはデビュー前の新人、いわゆる「ジャニーズJr.」の育成を主とするジャニーズアイランドの社長に就任。同じ年の7月に,ジャニーズ事務所の社長で「ジャニーさん」の愛称で親しまれたジャニー喜多川さんが亡くなると、同社の副社長にも就いていた滝沢秀明さん。
滝沢さんは1ヶ月以上前となる9月26日付でジャニーズアイランドの社長を退任しており、10月末をもってジャニーズ事務所本体の副社長から退任したことが分かった。
「スポニチ」によれば、9月中旬に滝沢さんから退任の申し出があり、事務所は慰留したものの本人の意思が固くこれを尊重することを決断したという。
なお、退任の具体的な理由については「ご本人がおりませんので、代弁することはできません」としているとのこと。
ジャニーズアイランドの社長には井ノ原快彦さんが就任し、ジャニーズ事務所副社長については後任を置かないようだ。
また、滝沢さんに近い関係者が、ジャニーズアイランドの社長就任よりも以前、「タッキー&翼」として現役で活動していた2017年に事務所を辞める意向を滝沢さん示していたこと、ジャニー喜多川さんがこれを慰留していたことを明かしている。
「突然の発表で非常に驚かされましたね。
まさか、ジャニーズ事務所に新風を吹かせ、さらに革命を進めていくと思われていた滝沢秀明さんがと唖然としています。
辞める理由について、現時点で具体的なことは発表されていませんし、滝沢さんは今後も発表するつもりがないようですが、状況的にも長年抱え続けた“確執”があったのであろうことは想像に易いかと思いますよ」(メディアコメンテーター)
現役復帰を含め、今後、滝沢さんはどのような方向へ進むのか、多くのファンが注目している。
(文/江口のりお)